汚れとダメージ - 【洗車でピカピカ】

汚れとダメージ

車に付着した汚れは、車体にどのようなダメージをもたらすのでしょうか。ぶつけたりしない限り、車の形は変わりませんが、汚れをそのままにしておくと、車体の塗装面にダメージが出てしまいます。見た目もくすんでツヤがなくなってしまいますし、車自体が古く見えてしまいます。目に見えない汚れもありますので、車をいつまでもきれいに乗るために、洗車はとても大事なことなのです。

洗車の必要性

車の塗装は4~6年もつと一般的には言われています。けれど、汚れに気をつけて洗車していなければ、これよりも短くなるでしょう。私たちを取り巻く環境は、塗装を劣化させる物質や、悪化させる原因があふれています。ここではそれらを紹介していきますが、対策は【落ちない汚れ】で紹介していますので、参考にしてください。 塗装にダメージを与える汚れを理解していれば、洗車に対する意識も変わるのではないでしょうか。

原因・物質 詳細
劣化 年数が経過すると塗装面が硬くなり、柔軟性がなくなることでツヤもなくなります。紫外線の影響などもあり、手入れ次第でツヤが保たれるかどうか分かれます。劣化を防止するには、汚れを放置せず、こまめな洗車がカギになります。
飛来物 チリ・ホコリ・花粉
工場などが密集している地域や交通の激しい場所では、化学物質であるガスや酸、塩などを含んだ見えないチリやホコリに晒されています。紫外線を浴びることで、塗装への粘着性や侵食性が高くなり、変色を招くことになります。
鉄粉
ブレーキパットのカスや工事現場を通過したときなどに、鉄粉が付きます。ついたままにしておくと塗装面に食い込んでしまい、サビの原因になります。
樹液
春から夏にかけてよくみられるのが、樹液の付着です。ついたままにしておくと、汚れを引き寄せて硬くなり、はがそうとすると塗装面まではがれてしまいます。塗装が変質してしまうこともありますので、ついたらすぐにきれいにしておかなければいけません。
塗料
工事現場周辺で、拭きつけやローラー塗装が飛び散って、車に付着してしまう場合があります。被害状況を工事現場の人に確認してもらい、被害を請求することができます。
酸性雨 酸性雨のあと、水分が蒸発すると酸が濃くなり、塗装の表面をクレーターのようにデコボコにしてしまうことがあります。特に降り始めの雨は酸性が強いので、注意が必要です。
イオンデジポット 水滴が乾いたように見えるシミで、全体的に白っぽく、薄く盛り上がっているのが特徴です。水道水に含まれている成分が、水の蒸発によって残ったものです。
洗剤ザンシクレーター 洗剤が残っている状態で、紫外線や水分、酸素と複雑に絡み合って、塗装面を侵食します。洗車をしたら、しっかりとすすがなければいけません。
ウォータースポット 塗装面にある水滴がレンズの役割をして、太陽光線が塗装面を焼くことでできるシミです。塗装表面のクリアを通り越し、その下のベースコート面を焼いてしまうので、磨いても取れるものではありません。洗車のときに、水滴が残らないようにしっかり拭くことしか防ぐ方法はありません。
特に夏の夜間など、走行中に虫がぶつかり、体液に含まれる様々な成分が塗装を傷めることになります。そのままにしていると、紫外線を浴びることで酸化が進んで、塗装の変質や変色を招くことになります。
鳥・トンボのフン 鳥のフン
鳥のフンに含まれるアンモニアや砂、たんぱく質、カルシウムなど、様々な成分が塗装を傷め、酸化が進むことで変質や変色してしまいます。 トンボのフン 夏から秋にかけ、糸のような茶褐色のものがついていたら、それはトンボのフンです。太陽熱で焼きついてしまい、洗っても取れなくなってしまいます。
塩害 車への塩害は潮風だけではなく、融雪剤や凍結防止剤に含まれる無機塩類などの塩害もあります。サビが発生し、塩化物イオンの影響で、サビの発生は更に促進されます。海やスキーに行ったあとは、車の足回りを高圧洗浄しましょう。
WAX WAXの塗りムラや、拭き取り残しをすると、油膜や汚れを吸着するだけではなく、紫外線などで焼きついてしまい、酸化して変質や変色を招きます。
スクラッチ 粒子状の汚れがあり、洗車や拭き取りのときに、髪の毛のような細長い傷をつけてしまうものです。
水アカ WAXが熱で溶けて汚れを吸い取ってしまったものや、ドアの周りやミラーの付け根から接着剤やグリースが染み出してきてきたものなどが水アカと呼ばれるシミになります。
雨染み 車体が熱くなっているときに降った雨が一気に冷やされ、水滴が染み込んだ状態で塗装のピンホールが閉じてしまい、洗車でも落ちないシミになってしまいます。